大腸ポリープの一部は大腸がんへ進行してしまう可能性があります。
ポリープの段階(もしくは早期の大腸がん)であれば、内視鏡での治療が可能であり
手術を避けられる可能性があります。
大腸がんの早期発見・早期治療が最も大切であり、早期発見のためには定期的な大腸
内視鏡検査がもっとも有効です。
◇大腸カメラ検査の流れ◇
【検査前日】
夕食は消化の良いものを若干少なめに食べてください。
下剤の内服をおこないます。(検査前の外来でお渡しします)
【検査当日】
当日朝のお薬については医師にご相談ください。
クリニックにて大腸をきれいにするために2リットル程度の下剤を1-2時間かけて
飲んでいただきます。
何度かトイレに通うと、徐々に便が水様になり色が透明になってきます。
(*ご自宅が近い方は自宅での処置も可能です。スタッフまでご相談ください)
便がほぼ透明になってから検査を開始します。
点滴から鎮静剤(必要に応じて鎮痛剤)を使用しますので軽く眠った状態で検査を行います。
検査は数十分で終了しますが、検査時間は患者さんによって多少異なります。
検査後は1-2時間横になって休んでいただき、目が覚められてから検査結果の説明を
おこないます。